FC2ブログ

2015.03.03(Tue)


ぶどうのたね

2月14日から始まった、
ぶどうのたね博多 (博多リバレイン1F)での「きたのまりこ の あくせさり」展、
名残惜しくも終了いたしました。
車で数時間という遠くから足をお運びくださったお客様も多く、
感謝の気持でいっぱいです。。。
本当にありがとうございました。

今展が初めての試みとなる一点ものの展示。
始まるまではどうなることかとドキドキしながら準備を進めてまいりましたが、
初日から早々に、DMにも使用した「どくだみの花 ブローチ」などお選びいただき、
とてもありがたく、充実した展示会となりました。

途中、展示をガラッと変えてみたり、
スタッフさんには作品の入れ替えを楽しんでいただいたりと、
たぶん、何度も足をお運びいただいたお客様にもその都度楽しんでいただけたのではないかなと思います。

スタッフの皆さんさんもとても熱心に対応して下さり、
オーナーの田中さんご夫妻もいつもにこにこ笑顔で迎えて下さり、、、。
ちょうどお着物の展示もされていて、帯留制作のヒントもいただいたりと、
本当に至れり尽くせりの展示でした。

あ〜、終わってしまった。

でも、また近いうちに、嬉しいお知らせができるかと思います。
どうぞ、お楽しみに。


                                          きたのまりこ


〜DM文章より〜
暮らしの中に潜んでいるいい感じの形やライン。
そのいい感じの形やラインを金属で仕立てる。
それがきたのまりこさんの「あくせさり」作りです。

金属の冷たい印象とは違って柔らかい表情と
温かみのある質感。繊細だけどやさしい印象です。
普段から身に着けやすくさり気ない「あくせさり」は
「飾る」というより「よりそう」という感じでしょうか。

ぶどうのたねでは初めての個展で1点物の新作が届く予定です。
新たな試みと共にご紹介できる事。とても幸せに思います。
素敵な「あくせさり」との出会いがありますように。
博多店のみでの展開です。ぜひ遊びにいらしてください。

::::::::::

鋳造の大まかな工程
1:パラフィン等のWAXで原型をつくる。
2:ワックス原型に湯道(溶けた金属が流れる道)と、湯口(溶けた金属を流しこむ口)をつける。
3:石膏でWAXを包み、鋳型をつくる。
4:鋳型を焼成してWAXを溶かし出す。
5:溶けた金属を流し込む。
6:石膏鋳型を壊し、WAXの形そのままに固まった金属を取り出す。
7:湯道を切断する。
8:切断したところを綺麗に削る。
9:全体を綺麗に研磨し、磨く。
10:チェーンやパーツをロー付けしたり組み合わせたりして、ネックレスやブローチなど、それぞれ仕立て上げる。

この様な工程を経て、ひとつのカタチが出来上がります。
鋳型も、WAX原型も、その都度制作します。
量産をするには、またここから工程が続きます。

11:仕上げた作品を原型にゴム型を取る。
12:ゴム型にWAXを流し込み、ワックス原型をつくる。
13:2〜10を繰り返す。

ゴム型を取り、量産ができるということも鋳造の利点なので、今までの作品は全てゴム型を取って制作していました。
でも、山で暮らし始めたことも影響があるのでしょうか。草と木シリーズは特別想いの深い作品。
今まで以上に季節やその時々の草木を想いながら制作していきたいという気持ちが強くなってきました。
それを素直に表現できるのは、もしかしたら1点ものでの制作発表なのかもしれないと思い始めた昨年の秋、
ちょうどぶどうのたねさんから展示のお誘いを頂き、今回1点ものを展示させていただくことになったのです。

量産が出来るようになるには、作業工程部分のみで3週間〜4週間ほどかかります。
1点ものだと、約2週間ほど。でも、逆を言えば2週間で1個。。。
もちろん何個か平行して制作しますが、ひとつのワックス原型を制作するのに大きいものだと1日かかりますので、例えば大きなもの7個作るとなると、プラス1週間の、計3週間くらい。
こんな感じで、鋳造による一点ものの制作というのは本当に気が遠くなるほどの時間と工程をかけてかたちになります。
数もあまり多くは作れません。
でも、今まで以上に、より生きた線を描ける様になるかなと思っています。



ぶどうのたね 博多 | 展示 | com(0)|



comment


comment form

 管理者にだけ公開する



S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
<< 2018/09 >>


/まとめ